「そりゃ初詣だっていきますし、受験のときは合格祈願したり、子どもが生まれるなら安産祈願にだっていきましたよ。
でもね…
いろんな場面で神様にお願いしてることと、地鎮祭までやるかどうかっていうのは別問題なんです。」
多くの人の感覚ってこんな感じなんじゃないでしょうか。
だからこそ、地鎮祭をやるべきかどうか悩んでしまうんですよね。
そこでこの記事では、
- そもそも地鎮祭にはどんな意味があるのか
- 地鎮祭をしないとどうなるのか
- ぶっちゃけ神主さんはどう考えているのか
について詳しくお伝えしていきたいと思います。
こちらの記事は以下の書籍などを参考に作成しています。
- 神社検定公式テキスト①『神社のいろは』<扶桑社>
- 『神道いろは−神社と祭りの基礎知識』<神社新報社>
また、現役の神主さんにも監修してもらっています。
そもそも地鎮祭ってどんな意味?
さて、地鎮祭をやらなきゃどうなるの?という問題を考えるにあたって、そもそも地鎮祭にはどんな意味があるのかをチェックしておきましょう。
全国の神社を総括している神社本庁によると、地鎮祭とは、
工事を始めるに際して、その土地の神様にご挨拶し、土地を祓い清め、工事の安全と変わらぬ守護を祈願するお祭りです。
出典:『神社のいろは』
とされています。
そして、地鎮祭の基本的な流れは、神社で行われるご祈願の流れと同じです。
神主さんに出向いてもらって行う出張のご祈願ということで、修祓(しゅばつ)に始まり直会(なおらい)で終了します。
おおよそ30分程度もあれば終了します。
地鎮祭の初穂料は4万円〜5万円程度(お供え物の準備を神社にお任せする場合は3〜4割増)となります。
地鎮祭をしないとどうなるの?神主さんのぶっちゃけ話とは?
このように、土地の神様に工事の安全と守護を祈願する地鎮祭ですが、地鎮祭をしないという選択をするとどうなるのでしょうか?
最近ではこんなツイートがあったりして、地鎮祭をしない人も増えているように思います。
↓↓↓
鬼門に柊植えましたよ。
地鎮祭もしたし。
最近はしない人多いらしくて「されるんですか?」て聞かれた— やんちゃる (@RyuSoUHyulove) May 5, 2019
一方で、年配の方はやっぱりまだまだ地鎮祭へのこだわりは強いようです。
↓↓↓
二男が地鎮祭しないって言うから…旦那の会社繋がりの神主さんに御札と沈め物用意して貰って持って行く事にした
二男はどちらでもって感じで…
「because of」
聴きながら往復3時間車走らせるおせっかい夫婦…pic.twitter.com/ihyE0fpaFH
— もっち母 (@hiziki12345) June 13, 2018
ますます悩ましいですよね。
ちなみに、きつね自身はもう10年前になりますが、家を増築する際に氏神神社にご祈祷をお願いしました。
正直、当時はきつね自身、あんまり神様のことには関心がなくて、両親がすすめるまま手配だけをやった記憶があります。
きつねが今から地鎮祭をやるかどうかを考えるなら、やっぱり神主さんに相談するかなと思います。
そこで、このブログを監修していただいている神主さんに、最近の地鎮祭事情について聞いてみることにしました。
あなたも神主さんの本音トークを参考にしてもらえればと思います。
やっぱりそういう昔ながらのことってだんだん廃れていってるような気がして。
いや、きつね自身は家を増築したときに地鎮祭やったんですけどね。
実際のところどうなんでしょう?
ただ、それは新築が少なくなってきているからだと思います。
新築されるなら地鎮祭を行う人は多いのではないでしょうか。
というのも、やはり家を建てるというのは、人生の中でも大きな買い物なので、きちんと地鎮祭もやっておきたいと考える人が多くいらっしゃるのだと思います。
ちょっと意外な気がします。
きつねの体感的には地鎮祭をされている場面に出会すことがほとんどないので。
たまたま見かけてないだけかもしれないですね。
ところで、もし地鎮祭をしないとすると、やっぱりみんな考えるのが、バチがあたるんじゃないか?ってことだと思うんです。
そこのところはどうなんでしょう?
ただ、将来何かよくないことが起こった時、「あの時ご祈祷しておけばよかったな〜…」と後悔するかもしれないのであれば、スッキリするためにもご祈祷されることをおすすめしています。
たしかに、地鎮祭をやらなかったことを後悔するかもしれないなら、いっそ地鎮祭をやってスッキリしたほうがいいですよね。
でも、ぶっちゃけた話、地鎮祭をやるのって何か意味があるのでしょうか?
こんなこと神主さんに聞いちゃうと怒られそうですが…
その点もみなさん疑問に思われるかもしれませんね。
では、きつねさんは、初詣とか、合格祈願や安産祈願とか、初宮参りや七五三とか、そうした日常のお参りはされていますか?
あらためてそう聞かれると答えるのがむずかしいですね。
神様にお願いするとうまくいきそうな気がするし、季節や子供の成長のイベントとして大切にしたいって気もありますし。
おそらく地鎮祭をするかどうか迷われている人も、そうした日常のお参りはされていると思うんです。
地鎮祭という、あまり日常的ではないご祈祷について迷われるくらいですからね。
だとすると、日常的に神様を敬われる延長として、地鎮祭があると考えればよろしいかと思います。
つまり、季節やお子様の成長の節目として日常時なお参りをされるように、人生の大きなイベントとして地鎮祭を執り行うという考え方です。
できるだけ神様をお祀りする機会を多くすることで、心が整ったり、空間が整ったり、良い変化が現れます。
それが結果として人生の好転につながっていくということですね。
地鎮祭っていうと何か特別な感じがしますが、初詣や合格祈願、それに厄払いとか、そういったことと変わらないですもんね。
人生の中で家を建てるというイベントはあまりないだけで。
また、心を整えたり、空間を整えることで結果として良いものが現れるというのはそうかもしれません。
たしかにお参りする際には、身も心も整えることでシャキッとしますし。
そんなことが運気の上昇にもつながるような気がしてきました!
それに、地鎮祭というのは、基本的には、お客さんであるあなた、大工さん、営業さんなどの一同が集まる唯一の機会です。
建築に関わる一同が、神様の前で全員協力し合い、いいお家を建てることを祈願することになるので、そうした、気持ちを和する場を設けるという意味で、私としてはおすすめしたいですね。
地鎮祭をやる意味、よくわかりました!
ありがとうございます!
ということで神主さんにはぶっちゃけたところをいろいろと聞かせてもらいました。
神主さんのお話をまとめると、
- 地鎮祭自体は減っているが新築建物の減少が原因という印象
- ただ、新築建物を建てる人は地鎮祭を執り行う意思が強い
- 地鎮祭をしないからといってバチはあたらない
- 何かあって後悔しそうなら地鎮祭を執り行うべき
- 初詣など日常のお参りをされているなら地鎮祭はその延長
- 心を整え空間を整えることを通じて人生が好転することも
- 大工さんや営業さんはじめ建築に関わる人が集まる唯一の良い機会
- そうしたことからも地鎮祭を執り行うことはおすすめ
ということでした。
まとめ
ポイントをまとめると、
- 地鎮祭とはその土地の神様に工事の安全と建物の堅固を祈願すること
- 地鎮祭をする・しないと出来事との関係は考え方次第
- 神主さん的にも地鎮祭をしないから不幸な出来事が起きるなんて言わない
- 地鎮祭をしなくてもバチはあたらない
- 何かあって後悔しそうだったり、日常的に参拝しているならぜひ執り行うのがおすすめ
となります。
この記事を踏まえて地鎮祭をするのかしないのか、フラットに判断してみてくださいね。
それでは最後まで記事を読んでいただきありがとうございました。
みなさんの開運を心より祈念いたします。