カタカムナ

カタカムナとは?渦巻状に記されたカタカムナ文献と文字の秘密について解説します

カタカムナといえば、カタカムナ文字を身体にかざすと痛みがとれるとか、唱えると病気が治るとか、不思議な力があると言われていますよね。

正直、きつねはそんな不思議な力を実感したことはありませんが、何かしら人を惹きつける魅力のある文字だなと感じています。

だって、どう考えても文章が渦巻状に示されてるなんて画期的じゃないですか!笑
(渦巻状に示されたカタカムナ文献の具体例については後ほど紹介します。)

そんなカタカムナの魅力に惹かれて、きつねは日夜学びを続けているのですが、この記事では、きつねがカタカムナについて様々な情報から学んだことをシェアしていきたいと思います。

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「カタカムナ」とは?

一般的に「カタカムナ」といわれるものの中には、文献としての「カタカムナ」(カタカムナ文献)、カタカムナ文献に書かれている文字としての「カタカムナ」(カタカムナ文字)(八鏡文字とも)、そしてカタカムナ文字によって構成される「カタカムナ」(カタカムナウタ)(カタカムナヒタヒとも)とがあります。

なので、「カタカムナとは何か?」と尋ねられれば、カタカムナ文献、カタカムナ文字、カタカムナウタについて説明しないといけません。

順を追って説明していきましょう。

カタカムナ文献とは

1949年に物理学者である楢崎皐月氏(ナラサキコウゲツともサツキとも)が発見し、その後20年かけて氏が解読したとされるのがカタカムナ文献です。

発見の経過について説明します。

1949年に楢崎氏が兵庫県の六甲山周辺の電位分布調査をしていたところ、金鳥山において、その調査の影響により、周辺の動物の生環境に影響が出ているとの苦情が寄せられます。

その苦情の主が平十字(ひらとうじ)という人物です。

平十字は、楢崎氏が素直に苦情を受け入れて、すぐさま調査を中止した点を気に入り、「自分は、とある古い神社の宮司の息子であるが、その神社に代々伝わり、ご神体となっている巻物を見せてやろう」という話になります。

楢崎氏はその巻物を見せてもらうことになるのですが、その巻物こそがカタカムナ文献だったのでした。

楢崎氏は、巻物を見て、あることを思い出します。

それは、戦時中、人工石油をつくるという軍部の密命を受けて満州へ渡った際に出会った老子の考えを伝える蘆有三(らうさん)導師から聞いた話のことです。

蘆有三導師は、楢崎氏の前で、鉄釜に入れた水を一瞬にして沸かしたり、楢崎氏がいつどの方角から導師の家にやってくるかを常に予見したりと、不思議な力を見せます。

その導師曰く、「日本の上古代(縄文時代よりも前)にアシア族という種族が存在し、八鏡の文字(八鏡文字)を使い、特殊な鉄を作るなど、様々な技術を開発し、これが中国に伝えられることで中国文明の元になった」と。

巻物を見た楢崎氏が思い出したのが、こうした導師とのやりとりだったのです。

そして、巻物に描かれていた文字こそ、「八鏡文字」(カタカムナ文字)であると直感しました。

以来、20年にわたり、その解読に心血を注ぎ、1974年(昭和49年)に楢崎氏が亡くなってからは、氏から後継者指名を受けた宇野多美恵氏が解読を引き継ぐこととなりました。

ちなみに、カタカムナ文献は、カタカムナ文献を研究する人の間で、1万2千年以上前の文明の内容を現代に伝えるものと理解されているのですが、きつねが調べたところでは、その根拠ははっきりとはわかりませんでした。

おそらく、導師による「日本の上古代に八鏡文字を使う種族が存在した」という言葉から、八鏡文字が描かれたカタカムナ文献は縄文時代より存在する文明を今に伝えるものと理解されているのだと思われます。

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カタカムナ文字とは

現代の「アイウエオ」に相当する文字を、大小の円、半円と線を用いた図象で表したものがカタカムナ文字です。

文字の数自体は48文字あります。

「アイウエオ」の50音(文字)、実際には46音(文字)ですが、この「アイウエオ」の46文字に加えて、「ウィ」と「ウェ」の音が加わって48文字です。

学校の教科書にも出てきた歴史的仮名遣いの「ヰ」「ヱ」に当たります。

カタカムナ文字の意味

カタカムナ文字では、一音ずつの意味やニュアンスが存在するとされていて、これを思念(しねん)と呼んでいます。

例えば、「アイウエオ」に当たるカタカムナ文字について、その文字の形(図象)と思念は次のようになります。

(ちなみに、一音ごとの思念の内容は、研究者ごとに違った解釈がなされているので、各書籍ごとに異なりますが、この記事では、天野成美さん著『完訳 カタカムナ』の内容を紹介します。)

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【ア】

(思念)

  • あらゆるもの
  • 宇宙
  • 始元量
  • 左回り
  • 重なる

【イ】

(思念)

  • 現象物
  • 電気粒子
  • 最小単位
  • 電子の正反
  • トコロの場

【ウ】

(思念)

  • 現象界・潜象界の界面
  • 生み出す
  • 転ぶ
  • 合わす

【エ】

(思念)

  • 繁栄
  • 繁茂
  • 現象の方向
  • 伸ばす

【オ】

(思念)

  • 奥深く
  • 広がっていく
  • 環境

なお、カタカムナ文字の基本は48文字48音ですが、より厳密にいうと、1文字で複数の音を表す場合があります。

そうした文字を複合文字といいますが、その詳細はまだ研究途上にあります。

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カタカムナウタとは

楢崎氏と宇野女史によって解読されたカタカムナ文献には、カタカムナ文字で構成される80首のウタ(歌)(ウタヒとも)が納められています。

「歌」ですから、基本的には五七調、七五調でつくられた短文が80種類納められているということになります。

和歌や俳句にも似ていることから、カタカムナウタは、和歌や俳句の原型ではないかと考えられています。

各ウタは、横書きとか縦書きで記される現代の日本語の文章とは違い、中心から外側に向かって、右回りに渦巻状に並べられたカタカムナ文字によって構成され、読み方としても中心から外側に向かって読むことになります。

渦巻状に書かれた文章というのはイメージしにくいと思いますので、具体的なものとして第1首を紹介したいと思います。

カタカムナ第1首

まずは、第1首をカタカナで表現します。

カタカムナヒビキ マノスベシ アシアトウアン ウツシマツル カタカムナウタヒ

さらに、カタカムナ文字と渦巻状の配置で表現すると、

となります。

一音一音を思念に沿って解釈すると、

  • カ:潜象(目に見える物質世界を作り出している目に見えない世界)
  • タ:独立
  • カ:潜象
  • ム:六方に広がる
  • ナ:主(ヌシ)
  • ヒ:始元
  • ビ:始元
  • キ:発生

(訳)潜象から独立し潜象が六方に広がったヌシは、始元(カムナのヒ)が始元(アマナのヒ)と重合し万物が発生する

  • マ:現象界
  • ノ:変遷
  • ス:進行
  • べ:方向性
  • シ:示す

(訳)現象界において変遷し進行し方向性をもって示されている

  • ア:根源
  • シ:示す
  • ア:根源
  • ト:重合
  • ウ:界面
  • ア:微粒子
  • ン:完結

(訳)根源的な存在の示しは、根源のチカラが重合し、潜象界・現象界の界面から、微粒子となって完結する

  • ウ:界面
  • ツ:個々の
  • シ:示す
  • マ:現象界
  • ツ:個々の
  • ル:存在

(訳)潜象界・現象界の界面に、個々の粒子として示され、現象宇宙界の個々の現象として存在を保っている

  • カタ:現象
  • カムナ:潜象のヌシ
  • ウ:界面
  • タ:独立
  • ヒ:始元

(訳)すべての現象は、潜象のヌシの働きによるものであり、潜象・現象の界面から、独立して生命の根源からほとばしり出る

となります。

渦巻きの中心にある大きな図象(第1首では大きな円)のことを八鏡之文字原型(はっきょうのもじげんけい)といいます。

この八鏡之文字原型は、80首の中で3種類のものがあります。

それが、

【ミクマリ】

【フトマニ】

【ヤタノカガミ】

です。

それぞれの中心図象は、文字として読むものではありませんが、そのウタが語っている内容を表しているとされます。

たとえば、第1首の「ミクマリ」は、目に見える現象目に見えない潜象とが溶け合わされた状態を表しているとされ、ミクマリを中心とするウタは現象と潜象が溶け合って生まれ出る生命体について語っていると考えられます。

(といっても、ミクマリを中心図象とするウタは、80首のうち、第1首と第15首の2首しかありません。)

思念なり、訳なりをご覧いただければわかるとおり、短文の内容はかなり難解です。

正直、天野成美さんの『完訳 カタカムナ』での解説を読んでも具体的なものとしてはよくわかりません。

天野さんの書籍によると、カタカムナ文献は科学書であり、その内容は、

「宇宙の成り立ち」「宇宙の特徴」「物質や生命の発生の仕方」から「人間の考え方」「生命の本質」などにも及ぶ壮大なもの

だそうです。

なんとなくのイメージですが、各文字の思念から導かれるウタの解釈を見ると、第1首は物質や生命の発生の仕方を示しているように読めます。

まさに、「ミクマリ」によって表されるウタの意味と重なりますね。

まとめ

このように、不思議で、難解で、でもどこか魅力的なカタカムナですが、果たして、本当に上古代、つまり1万2千年も前から存在していた文字なのでしょうか。

このカタカムナの大いなる謎については改めて記事を書いて紹介させていただきます。

それではまた。

読者のみなさまの弥栄を祈念いたします。

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