神社散歩

天神橋筋商店街そばに鎮座する大阪天満宮|境内の雰囲気は?御朱印・お守りやランチ情報も

令和4年10月1日の土曜日、久々の休日出勤で、開始まで少し時間があったので前々からお参りしたかった大阪天満宮に参拝してきました。

京都からJR大阪駅まで出て、そこから運動がてら歩いて参拝してみようと思い30分ほどかけて現地に到着しました。

最寄駅である、地下鉄谷町線の南森町駅やJR東西線の大阪天満宮駅からは、5分もかからずに到着しますので、大阪方面に慣れてない方は、最寄駅まで行かれるほうが良いです。

こちらの記事では、大阪天満宮を実際に参拝して撮影した画像やTwitterなどで拾った生の声などを中心に紹介していきますので、神社の由来などの詳細をお知りになりたい方は、ぜひ公式ホームページをご覧ください。

大阪天満宮公式ホームページ

境内案内

大阪方面から国道1号線経由で歩いて行き、天神橋筋商店街に入ると、すぐに大阪天満宮を案内する大提灯が目に入ります。

そこからすぐに左に折れると、繁昌亭→大阪天満宮の北鳥居のルートになります。

天神天満繁昌亭

北鳥居

左に折れずに、もう少し商店街を進んで行くと、表大門へのルートとなります。

表大門

表大門の正面はこんな感じ。

表大門

そして表大門の天井には十二支が配置されています。

大阪天満宮は、もともと方位の神様をお祭りする大将軍社であったことから、その名残かと思われます。

方位の神様についての解説はこちら

住宅街の活気あふれた方位神・大将軍八神社です|京都市上京区 西大路七福社のご利益めぐりとして令和2年2月に大将軍八神社を参拝。 北野天満宮の近くで、商店街なども近くに並ぶ住宅地に...
きつね
きつね
十二支はぜひ見てみたかった><

蛭子門

商店街から表大門までの間には蛭子(えびす)門があります。

残念ながら、きつねはこちらの写真を撮り漏れていたのでTwitterで拾ってきた情報をシェアさせてもらいます。

ちなみに、蛭子門の由来は門前の石碑によると以下のとおりです。

当宮には六つの門がありそれぞれに独自の用途と由来を持っている
当門は入ってすぐ左手に「戎社(蛭児社)」が祀られていたことから『戎門』と呼ばれてきた
江戸時代の「戎社」では毎年の正月・五月・九月の十日に『蛭児尊遷殿神事』を斎行しておりこの年三回の「十日えびす」は数多くの参拝者が当門を利用した
その後「戎社」は境内西北に移されたが「戎門」の名は変わらずに今に伝えられている
昨年正月に「十日えびす」を復興したのを記念してその由来をここに記す
平成二十年正月吉日

蛭子門前の蛭子さま御神酒笑姿(おみきえびす)

天満宮の蛭子さまに御神酒をお供えしたら、蛭子さまの顔が赤くなったという故事が由来だそう。

きつね
きつね
いい笑顔や〜^ ^

蛭子門のそばにも牛がいらっしゃるようですが、きつねは全く気がつかなかった…

境内

きつねは表大門をくぐって境内へ。

境内に入ると、正面に本殿、右手に手水舎授与所会館が目に入ります。

本殿そのもの写真に収めるのも失念していたようなので、きつねが撮影した表大門越しの本殿と、Twitterから拾ってきた良さげな本殿画像を紹介します。

本殿

手水舎とその奥の授与所

大阪天満宮会館

結婚式、会食、落語会、政治演説会など多目的に利用されているみたいです。

御神水舎

表大門の右側すぐのところには御神水舎があります。

御神水舎の由来は次のとおりです。

天満天神の水
 江戸時代の大坂町人は、生活用水を
河川や井戸からとっていましたが、
その井戸水は決して良水とはいえない
ものでした。しかし、当宮の井戸水は
千日前の福井の水、道頓堀の秋田屋の
水、聚楽町の愛宕の水とともに
「大坂四カ所の清水」と評され、
評判の美味でした。
 そのため、中之島の諸藩の蔵屋敷で
は、藩主の滞在中には、わざわざ当宮
から井戸水を運び込み、飲食用に供す
習慣があったほどです。
 このたび、現代の飲料水の規格基準
などを勘案したうえで、再び天満天神
の水を取水することにいたしました。
往時の美味をご賞味いただければ幸甚
に存じます。
 平成二十六年七月二十五日

毎月1日、10日、25日限定で一般に開放しているようです。

その際は御神水舎が開くようですね。

登龍門

本殿の東西にはそれぞれ登龍門が置かれています。

登龍門

登龍門の由来は次のとおりです。

当宮は天保八年(一八三七年)の大塩の乱で本殿及び多くの社殿が焼失しその後弘化二年(一八四五年)に再建され現在に至っております
 その当時から東・西唐門両側に鯉に龍の図柄の金燈龍がありましたが戦前の金属供出でなくなり台座を残すのみとなっておりました
 この度菅原道真公千百年大祭記念として篤志の方の奉納により昔ながらの図柄の燈龍が再現されることとなりました
 屋根の部分は威勢よく跳ね上がる鯉胴体には龍が巻き上がり逆巻く水面から天空を目指し舞い上がろうとしている勇姿は一見奇異に見えますがこの唐門こそ登龍門そのものでありますというのも龍門は中国の黄河上流で鯉などがその下に集まり多くは登り得ないが登れば竜となるという故事に基づいています
 それが転じてそこを通り抜ければ必ず出世するといわれる関門の意となります
 平成壬午歳 初春
       宮司 寺井種伯識

神楽殿・参集殿

本殿正面を右手に進むと、神楽殿や参集殿が。

神楽殿

参集殿

本殿裏

神楽殿、参集殿を抜けて本殿裏へ。

白米社

すぐに少し大きめの鳥居が目に入りますが、それが白米社(しらよねしゃ)です。

社の前の由緒書きには、

創祀伝来等は不詳

と書かれていてはっきりとした由緒はわからないとのこと。

ただ、社の中には天狗や狐の爪を研いだとされる研ぎ石なるものが祀られています。

どんなご利益なのかはわかりませんが、研ぎ石に触れると、邪気がキレイに研がれてなくなりそうな気がします。

十二社

本殿裏の左手側に十二社があります。

祀られているのは、

吉備聖霊、早良親王、藤夫人、伊予親王、火雷神、火産霊神、埴山比売神、天吉葛神、川菜神、藤原廣嗣霊、橘逸勢霊、文太夫霊

となります。

おそらく、藤原道真同様、政争の犠牲となった霊を慰めるためのもの社かと思われます。

大将軍社

また、その近くには大将軍社があります。

もともと当宮は方位の神様をお祀りする大将軍社がありましたが、道真公が大宰府へ流される途中に同社を参拝されたことから、道真公の死後、道真公を祀る天満宮が創建されたとのことです。

蛭子遷殿

さらに境内西側にあるのが蛭子遷殿です。

十日戎の時期には開帳されるそうですよ!

御朱印

きつねが参拝した際の御朱印はこちら。

初穂料500円

他の種類の御朱印も紹介しておきます。

天神祭開催時

切り絵御朱印

きつね
きつね
切り絵の御朱印もキレイだね〜

その他限定御朱印

お守り

公式ページにお守りの紹介がありますが、ここに掲載されておらず現地でしか手に入らないお守りもあるようです。

絆守

諸芸上達守

ランチ・スイーツ

大阪天満宮といえば、天神橋筋商店街のすぐ側にありますから、参拝後の楽しみといえば商店街でのグルメだと思います。

きつねは時間がなくてグルメの楽しみは次回参拝時に持ち越すことになったのですが、時間がある方はぜひ天神橋筋商店街でのランチやスイーツなど楽しんでください。

残念ながら参拝後のリサーチとなりましたが、きつね的に気になるお店を貼り付けておきます^ ^

中村屋

土山人

珈琲館 麗門

アンズ舎

JUSTICE BROWN

きつね
きつね
どれもめちゃくちゃ美味しそう〜(@ ̄ρ ̄@)

まとめ

急遽予定が固まったこともあり、下調べも十分でなく、グルメの楽しみもなく、ちょっと素っ気ない参拝となってしまいました。

職場からも近く、参拝するきっかけは今後もいくらでもあると思うので、参拝できたら新たな情報を随時更新させていただきます。

それでは最後までお読みいただきありがとうございました。

みなさまの弥栄を祈念いたします。

広告

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA