神社散歩

安産祈願ならわら天神!3人の子がお世話になったきつねがご案内|神社散歩

きつね
きつね
今回の神社散歩は、京都市北区にある安産祈願で有名なわら天神宮です。

きつねの長男の出産の際、安産祈願しにお参りしたのが始まりですから初参拝は10年以上前のこと。

続いて2人の子が生まれましたがそのたびにこちらのわら天神さまでお世話になりました。

3人とも元気に生まれてきてくれたのでわら天神さまのご利益は間違いないと思いますよ。

実際参拝してみるとキレイに掃き清められた境内のエネルギーはかなり高いです。

西大路という大通りに面した神社ですが、境内に一歩足を踏み入れると異世界が広がっていることに驚くと思います。

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由緒・御祭神

御祭神は、

木花咲耶姫(コノハナサクヤヒメ)

もとは今の金閣寺あたりの北山天神丘に鎮座していた産土神(その土地の神様)をお祀りしていました。

天長8年(831年)にこの地に氷室が設けられることになったとき、加賀国から人夫が移り住んで来たのですが、その際、彼らが加賀国で崇敬していた菅生石部(すごういそべ)神社の御祭神であるコノハナサクヤヒメを勧請して、この地で北山の産土神と一緒にお祀りすることになったのが創建です。

コノハナサクヤヒメは、高天原という神々の国から地上に天降ったニニギノミコトの奥さんですね。
天降ったニニギノミコトがコノハナサクヤヒメを見かけて一目惚れします。
その二人が結婚してコノハナサクヤヒメは3人の息子を産んだことから、コノハナサクヤヒメのご神徳として、安産、子授け、縁結びがあります。
ちなみに、3人の息子のうち2人は、あの海幸彦と山幸彦です。

その後、応永4年(1397年)、足利義満が北山殿(金閣寺はその遺構)を造営する際に今の場所に遷座されました。

わら天神宮の正式名称は敷地(しきち)神社といいますが、この名称は菅生石部神社の通称です。

わら天神では昔から神さまへのお供えを稲わらで編んだ籠の中に入れていたそうで、その稲わらからこぼれたわらを妊婦が持ち帰って安産祈願としていました。

やがてわらを切り取りとって妊婦さんへの安産お守りとして授与するようになり、その珍しさからわら天神宮と呼ばれるようになります。

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境内案内

それでは境内をご案内していきましょう。

【一の鳥居】
西大路に面した鳥居が目に入ります。

【参道】
鳥居をくぐって参道をまっすぐ進むとすぐに突き当たって、右側へと参道が続きます。

【二の鳥居】
すぐに二の鳥居が見えます。

【手水舎】
二の鳥居をくぐると左手に手水舎

【社務所】
右側には社務所

【舞殿】
社務所前から境内を一望すると左手に見えるのが拝殿です。

真ん中がわら天神、右側が六勝神社となります。

【拝殿】
わら天神の拝殿には安産のお礼参りに訪れたみなさんが赤ちゃんの前掛けにお礼を書いて納めています。

実際に多くの方がお礼に前掛けを納められています

摂社・末社

わら天神宮以外の神さまについて紹介していきます。

【六勝(ろくしょう)稲荷神社】
「む(六)つかしいことにも勝つ」とかけて必勝、合格、商売繁盛の神さまとしてお祀りされています。

【綾杉明神】
樹齢数百年になる神木綾杉ですが、明治29年(1896年)の暴風で今残る部分を残して倒壊したそうです。

古くから崇敬の厚い御神木だったことから、今でもこのように屋根で囲いお祀りされています。

【大山祇(おおやまつみ)神社】
コノハナサクヤヒメの父神である大山祇神(オオヤマツミノカミ)が祀られています。

【八幡神社】
応神(オウジン)天皇、神功(ジングウ)皇后が祀られています。

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お守り・お札・御朱印、アクセスなど

なんといっても安産祈願のご祈祷を申込むことで授与される一式ですね。

きつね宅でも6年前を最後に3回お受けしているのですが情けないことに画像を残していないので神社でいただいたパンフレットを紹介します。

Twitterも参考になりますね。

いただいた御朱印はこちら。

こちらは御朱印帳

駐車場はわら天神のすぐそばにあって無料で6台ほどとめられます。

シーズンになるとすぐに一杯になるので少し待たないと駐車できません。

公式HPはないようなので京都神社庁のHPをご確認ください。

京都七福社巡り

あと、わら天神は西大路に面する7つの神社と提携して毎年年始にイベントをやっています。

それが京都七福社巡りです。

詳しくは別記事で京都七福社巡りについて案内していますのでそちらをご確認ください。
(工事中)

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まとめ

紹介した画像からわら天神のエネルギーの高さは伝わったでしょうか。

安産祈願だけでなくてもぜひ一度参拝してみてこの空気感に触れてみることをお勧めします。

それくらいパワーをいただける神社なので。

それでは最後まで記事を読んでいただきありがとうございました。

みなさんの開運を心より祈念いたします。

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