雑誌などで当社が紹介されているのを見たことはなく、正直、烏丸通を北に向かって護王神社へ向かう途中たまたま見つけた、という神社です。
ただ、”意外”と言ってしまうと失礼ですが、なかなかエネルギーの高い神社でした。
有名ではなくても、こうした良社に巡り会えるのはラッキーでした!
それでは菅原院天満宮神社をレポートしましょう。
詳しくはこちらの公式ホームページをご覧ください。
HPもしっかりつくり込まれていますし、ブログも今もちゃんと更新されていますよ。
こういうきちんとしたところが当社の境内の雰囲気にも現れています。
菅原院天満宮神社公式ホームページ
菅原院天満宮神社公式ブログ
Contents
菅原院天満宮神社レポート
ご祭神は、
- 菅原道真公
- 菅原是善卿(これよし)(道真公の父)
- 菅原清公卿(きよきみ)(道真公の祖父)
由緒書によると、当地は道真公の曽祖父(ひいおじいちゃん)の代から菅原家の住居とされていたとのこと。
境内には道真公の産湯を汲んだといわれる井戸もあり、実際に今でも水を汲んで自由に持ち帰ることができます。
道真公の生誕の地ということであれば、同じく京都市内にある吉祥院天満宮にも同様の伝承があります。
【鳥居】
道真公の独特のイラストが鳥居前で出迎えてくれます。
烏丸通沿いからの写真です。
【手水舎】
鳥居をくぐって左手すぐに手水舎があります。
参拝したのは令和2年12月5日で新型コロナ第3波が猛威を振るうなかでしたが、手水舎は普通に利用できましたね。
【産湯の井戸】
鳥居正面に産湯の井戸の水汲場があります。
参拝者は自由に水を汲んで帰ってもよいそうです。
ミネラル分豊富な水でやわらかいんだとか!
鳥居から見て右手奥に社務所と産湯の井戸があります。
道真公はここの水を産湯に使われたのですね。
【社殿】
産湯の井戸から社殿がすぐに見えます。
北野天満宮のお宮をギュッと小さくしたようなイメージですね。
小さいながらも凛とした雰囲気があります。
社殿奥には大きな銀杏の木があります。
(次の地蔵社の写真奥の木がそれ)
【地蔵社】
公式HPでは触れられていませんが、社殿向かって左手に地蔵社があります。
【梅丸大神・和融稲荷】
左側が梅丸大明神、右側が和融稲荷
梅丸大明神の前には丸い平癒石と呼ばれる石が置かれています。
癌封じにご利益があるそうで、社務所でいただく白いハンカチを平癒石にあてて、そのハンカチを患部に当てると、癌が治ったとの声が全国各地から届いているのだとか。
【天満宮御遺愛 石灯籠】
道真公が愛用した石灯籠ということでしょうか?
これは貴重ですね。
【戸隠大神・九頭龍大神】
戸隠大神と九頭龍大神が祀られています。
お守り・ご朱印・おみくじ
学業のお守りは当然なのですが、病気平癒、癌封じのお守りなど病気にまつわる授与品が多いことに驚きます。
画像中のガーゼハンカチが先ほど梅丸大明神のところでお話したハンカチのことだと思います。
ご朱印はこんな感じです。
(初穂料500円)
時間をかけて丁寧に書いていただきました。
おみくじには、梅みくじや丑みくじなどちょっと変わったおみくじもあります。
道真公にちなんだ丑のかわいい置物も。
いろいろと工夫されていますね。
まとめ
御金神社から護王神社へ向かう途中に烏丸通を歩いていてたまたま見つけた菅原院天満宮神社。
きつねが持っている雑誌や書籍にはまったく出てこなかったので知らなかったんです。
ですが、出会って良かったと思える神社です。
小さいですがよく整えられていて本当にエネルギーが高い!
京都観光の際には、こうした隠れた名社にも参拝されてはいかがでしょうか。
それでは最後までお読みいただきありがとうございました。
みなさまの開運を心より祈念いたします。