あれってなんか意味あるの?
もちろん効果ありだよ!
塩そのものの効果もそうだし、盛り塩がもたらす副次的な効果もあると考えられてるよ。
うちの玄関前にも盛り塩してみようかな…
きつね家なんか玄関はもちろん、鬼門、トイレ、キッチン、子ども部屋…などいたるところに盛り塩だらけだよ(笑
運気をあげたいと思ってるけど盛り塩するのもなんだかな…
なんてもし迷ってるとしたら時間がもったいないです。
きつね的には今すぐにでもやってもらいたいなと思います。
だって、言っても塩ですよ。
身構える必要はありませんよね。
しかも何か特別な塩じゃなくて普通の塩でいいんです。
キッチンにある粗塩で構いません。
(ここは食塩じゃなくて粗塩でお願いします。詳しくは後ほど!)
もし「塩」であなたの運気が少しでも良くなったとしたら…
こんなに安上がりなことってなくないですか??
とはいえ、なかなか盛り塩生活への一歩が踏み出せない…
というのも事実かもしれません。
そこでこの記事では、盛り塩の由来や効果はもちろん、簡単な盛り塩の作り方など、動画も交えてめっちゃ詳しく紹介していきたいと思います!
Contents
盛り塩にはどんな効果が?
たしかに、それは誰しも疑問に思いますよね。
まずは科学的な観点から説明しましょう。
みなさんもなんとなく知ってるかと思いますが、塩には殺菌作用があります。
厳密には塩自体の殺菌作用ではなく浸透圧の作用です。
ナメクジに塩をかけるとナメクジの体内から水分が奪われて最終的には死んでしまうあれですね。
この原理は当然ながら細菌にも当てはまるので、結果、塩には殺菌作用がある、ということになります。
事実、冷蔵庫など文明の機器が登場する前から、塩が細菌の繁殖を防ぐ効果があることが知られていて、食糧の保存のために塩は欠かせないものでした。
また、今でもわかりやすい例としては、相撲の取組み前に力士が土俵に塩を撒くルーティンがあげられます。
取組みで傷を負ってしまっても、土俵の土に塩が含まれることによって化膿しにくく治りが早くなると考えられているからです。
それから、神道の観点からも説明できます。
『古事記』の中で紹介されているように、天照大御神(アマテラスオオミカミ)や素戔嗚尊(スサノオノミコト)ら多くの神々の父神である伊弉諾尊(イザナギノミコト)が、その妻の伊弉冉尊(イザナミノミコト)がいる黄泉の国から戻ったとき、死の国のケガレを祓うために、海水に浸かって身体を清めたというエピソードがあります。
塩を多量に含む海水が禊(みそぎ)に使われたという神話から、神道では塩がお清めに効果をもつものとして重宝されるようになります。
このように、塩には、古来から知られていた殺菌作用をベースに、神話の中でのエピソードと相まって、邪気を祓い心身や場を清める効果があると考えられています。
盛り塩の由来
そして「盛り塩」です。
「盛り塩」の効果を考えるにあたって、盛り塩の由来について整理してみます。
盛り塩の由来として有名なのは、秦の始皇帝のエピソードです。
現在、漫画『キングダム』で絶賛売り出し中の、秦の王である嬴政(えいせい)は、(漫画の中では今のところ想像もできませんが、)阿房宮という宮殿に三千人の美女を囲います。
三千人の美女を囲うなんて羨ましすぎる!!
と男性陣は思ってしまうかもしれませんが、これはこれで毎晩誰かを相手しなきゃいけないのは大変なわけです。
特に、今晩はどの美女を相手にするのか、嬴政も悩むわけですね。
毎晩そんなことを繰り返すうちに嬴政はおそらく考えるのが面倒になったのでしょう。
美女のもとへ行く際に乗る牛が足を止めたその場所で一夜を過ごすことに決めます。
そのことを知ったある美女は考えます。
牛の好物を家の前に置いておけば牛は足を止めるはずだ、と。
そう、美女は牛の好物が塩であることを知っていたのです。
このような、賢い美女が門前に牛の好物である塩を盛ることによって、皇帝に数日続けて泊まってもらうことができた、という故事が「盛り塩」の由来といわれています。
盛り塩の効果
この故事により、盛り塩は、客を呼ぶまじない・縁起物として客商売の人々に定着します。
その後、塩のもつ清めの効果に比重が移り、魔除や清浄を目的として、近年広まっていきます。
つまり、盛り塩には、
幸運を呼び、不運を祓(はら)う
という効果が期待されているのです。
実際きつねは、盛り塩によって運気が上向く効果があるというのは本当だと考えています。
というのも、まず、盛り塩はお清めのための意味もありますから、当然ながら盛り塩自体をきれいに保つ必要があります。
湿気やホコリで塩が崩れたり汚れたりしたら、すぐに取り替える必要がありますし、盛り塩の周りもきれいにしておく必要が出てきます。
そうすると、盛り塩を中心に、自然と家そのものの清浄が保たれるようになり、必然的に運気が上向くように変化していくことになるわけです。
後ほど詳しく紹介しますが、きつね宅では玄関をはじめ家中に盛り塩を置いています。
当然ながら盛り塩そのものはもちろん、盛り塩の周りの空間もきれいにしようという意識が自然と生まれてきます。
結果的に家全体の運気がアゲアゲとなるのです。
そうした盛り塩生活の効果の1つがこれです。
↓↓↓
盛り塩の種類
盛り塩は粗塩を使いましょう。
精製された食塩でもダメなわけではないですが、塩が本来もっているパワーが全然違います。
そもそも粗塩は海水を煮詰めたもの。
つまり、粗塩は海の水から生まれ、火によって作り出されたものになります。
そして、水と火は生命の根源であり、人を死にも至らしめる破壊的なパワーがあります。
やはり、そういう生命の根源的なパワーを宿す粗塩が良いのです。
実際的な面でも、精製された食塩はサラサラして盛り塩も作りにくいです。
(というよりほぼ作れません)
粗塩は、にがり分や湿気を含むため形をつけやすく、きれいな盛り塩を作ることができます。
なお、粗塩であれば基本的に種類は問いません。
料理用で普通に使っている粗塩を流用すれば良いでしょう。
きつね宅でも、奥さんが料理用に買ってくる粗塩を使わせてもらってます。
ただ、きつね宅で妻が買ってきた粗塩で、にがり分が少なく、盛り塩の形ができにくいものもありましたので、粗塩の中でもおすすめできないものもあります。
盛り塩を置く場所
盛り塩を置くと良い場所を優先順位の高い順に紹介していきます。
無理をせず優先順位の高いところから少しずつ広げていってくださいね。
ひとまず優先順に盛り塩を置く場所を並べておきますので、詳細は以下をご確認ください。
- 玄関
- 鬼門ライン(東北の表鬼門と南西の裏鬼門)
- キッチン
- トイレ
- バス・洗面所
- 子ども部屋
- 寝室
玄関
盛り塩を置く場所として、玄関は必須と考えてください。
というのも、玄関は人体でたとえると口にあたります。
良い物を食べるところですし、悪い細菌、ウィルスはここでシャットアウトするところです。
つまり、玄関は幸運を家の中へ引き込む入り口となりますし、外でついた厄を落とす場所でもあります。
ただ、飲食店などで見られるような、ドアの両脇に一対で盛り塩をする必要まではないです。
ドアに1か所、または、下駄箱の中など人目につかないところに1か所でも構いません。
きつね宅では玄関前に1か所置いています。
※盛り塩の後ろにあるオレンジの物体はアリの巣コロリ(汗
鬼門ライン
続いて盛り塩を置きたいのは鬼門ラインです。
鬼門ライン=東北の表鬼門と南西の裏鬼門のこと
鬼門ラインは神さまの通り道で神聖な気が流れるところで、そのパワーは強力です。
なので、いつでも清めておく必要があります。
東北の表鬼門と南西の裏鬼門にそれぞれ盛り塩を置くようにしましょう。
もちろんきつね宅も表裏の鬼門ラインに置いています。
※建物の外観を撮影することになるので写真は控えます。
キッチン
キッチン、トイレ、浴室・洗面などの水回りはパワーが安定しにくく、運気ダウンを招きやすいといわれます。
特にキッチンは、「家計が火の車」という言葉があるように、火の気が働く場所なので金運を刺激します。
なので、できれば盛り塩で運気を上昇させたいところです。
キッチン周りでは、電子レンジが強い凶作用を発しやすいといわれますので、電子レンジ近くに置くのが第一候補です。
それが無理ならガスコンロ、シンクの近くでもよいでしょう。
きつね宅ではスペースの問題からシンク横に置いています。
トイレ
トイレは主に家族の健康運を左右する場所といわれます。
心身が健康でイキイキと暮らすためにはトイレの盛り塩はぜひ置きたいですね。
大量の水が渦巻き、汚物を扱う場所なので凶作用を発しますから、マメに掃除や換気をして、きれいにしたうえで盛り塩を置くようにしましょう。
場所は床でも窓辺でも棚でも大丈夫です。
きつね宅は、1・2階のトイレともに100均で買い揃えた簡易棚の上に置いています。
(1階)
(2階)
バス・洗面所
バス、洗面所は家族の愛情運に影響するといわれますので家族仲良く暮らすためにも盛り塩したいですね。
また、今家族と暮らしていなくても、良縁に恵まれたい場合も当てはまります。
お風呂場の盛り塩は湿気などですぐにドロドロになりますが、ドロドロのままでも1週間は効果が持つといわれます。
1週間経てば、浴槽に入れて入浴剤的に使って有効活用しましょう。
きつね宅の盛り塩もすぐにドロドロになります。
洗面所に塩を置いておくとうがい薬や歯磨き粉の代わりに使ったりできて何かと便利です。
なので他の場所よりも少し多めに盛り塩すると良いですよ。
きつね宅もすぐに利用できるように洗面のすぐ横に置いています。
しかも他の場所の倍の大きさの山(汗
子ども部屋
塩の持つパワーが集中力を引き出してくれます。
子ども部屋の盛り塩は机の上ならどこに置いても構いません。
正面ならなおさら集中が増しますが、お皿をひっくり返す危険性には注意してください。
寝室
よく考えると寝室って人生の3分の1近くを過ごすことになりますよね。
1日7時間寝たとすると、1か月で210時間、1年だと2550時間にもなります。
もし寝ている間、悪い気に晒されているとしたら、そこで受ける凶作用は膨大なものになります。
そう考えると寝室の優先順位はもっと上にすべきといえます。
ただ、正直に言うと、きつね宅の場合、家族5人が一緒の部屋で雑魚寝していることもあって、寝室の対応は疎かになっているかもしれません。
なので寝室には盛り塩を置いてないのです。
この点はきつねも反省です(汗
みなさんはぜひ寝室での盛り塩を試してみてくださいね!
【令和3年3月21日追記】
今ではきつね宅でも寝室のタンスの隅に盛り塩を置いてますよ!
寝ている間に放出される邪気をしっかり吸収してくれています。
盛り塩の作り方
塩の量や器も含めて盛り塩の作り方を紹介します。
塩の量
まず、盛り塩に使う塩の量ですが、特に決まりはないです。
ご自分で作りやすい量でかまいません。
きつねの場合、だいたい5g〜10gくらいの塩を使っています。
例えば、きつね宅には、このような盛り塩の型がありますが、よく使っているのは小さいほうで、5g程度のものです。
大きいほうは10gちょっとで作りますが、使うのは洗面所の盛り塩くらいです。
ちなみに写真の盛り塩の型はどちらも100均で購入したものです。
もしもっと雰囲気を出したいという場合はこちらのような型も販売されています。
器選び
基本的には白や素焼きのものがおすすめです。
ただ、神さまへのお供物ではないので、白や素焼きにこだわる必要はありません。
盛り塩生活に慣れてくれば、方位と相性の良い色や季節感のある器を少しずつ取り入れると良いです。
きつねも少しずつですがピンク色の器を取り入れるなど楽しんでいます。
ラベンダー色、ゴールド、黄色の器は方位にかかわらず広く使えます。
ちなみに、次の項目ではきつねの盛り塩の作り方を動画で紹介していますが、ブルーの器を使用しています。
これは、白色の器だと塩の色と区別がつかず分かりにくいためです。
普段ブルーの器を使用しているわけではありません。
山の形の作り方
さて、盛り塩の山の形を作るには、
- 型を使う
- スプーンを利用する
- 指で整える
きつね的にはこの3つの方法を使い分けています。
使い分けるといってもほぼ気分によります(汗
型を使う
やっぱり型を使うのが一番早く作れます。
きつねが日頃盛り塩を作る様子を撮影してみましたので参考にどうぞ。
スプーン利用する
スプーンの腹の部分をうまく使うと結構きれいな山を作ることができます。
指で整える
指でも慣れてくるときれいな山になりますよ。
指での盛り塩作りは、指の”腹”ではなく爪側をうまく利用するのがポイントです。
さて、3つのパターンで盛り塩の作り方を紹介してきましたが、あなたはどれが一番気に入りそうですか?
画像で比較してみてくださいね。
盛り塩の捨て方
使用済みの塩の用途に制限はありません。
もちろん、どのように処分するかもです。
玄関や鬼門に置いた塩は汚れて再利用はできないので、きつねは側溝に流しています。
また、トイレの塩も再利用は無理なので便器に流しています。
子ども部屋の塩も再利用はせずにトイレの塩と一緒にトイレに流しています。
ゴミ箱に廃棄するのもありです。
流すときや捨てるときは、「祓い給え、清め給え」などの祓詞(はらいことば)を唱えるとよいですね。
逆に、
- 風呂場の塩→入浴剤代わりに浴槽へ
- 洗面所の塩→うがい、歯磨きに
と、塩の置き場所によっては再利用に抵抗がないですし、むしろしっかり再利用したいですね。
まとめ
効果を期待しすぎて家中が盛り塩だらけになっちゃいそう!
でも、まずは無理しないように少しずつ、できる範囲で盛り塩生活を楽しめばいいと思うよ。
なにより、長く続けることでわかってくることもあるから、それが大事だからね!
あなたもこの記事を参考にぜひ盛り塩ライフを楽しんでくださいね。
それでは最後までお読みいただきありがとうございました。
みなさんの開運を心より祈念いたします。