別記事では御朱印の意味などについて説明してきましたが、この記事では御朱印の見方について解説しましょう。

御朱印の見方

こちらの御朱印はきつねが実際に八坂神社でいただいたものになります。
(八坂神社は明治まで祇園社と呼ばれていたため、今でも「祇園社」という名称で社名を墨書されます)
画像の中でも書いていますが、御朱印の
- 奉拝
- 神紋・社紋
- 社名の押し印
- 社名
- 参拝した日付
がポイントです。
奉拝
奉拝とは、「つつしんで参拝させていただきました」という意味になります。
こちらのように「参拝」と書かれることもあります。
(西院春日神社)
神紋・社紋
神社には古来から伝わる紋があります。
これらを神紋あるいは社紋といいます。
神紋といえば、北野天満宮の梅の紋が有名ですね。

神紋の代わりに御祭神のお使いを表す印や境内に咲く花の印、お祭りの様子を表した印などが押されることもあります。
きつねも、
満足稲荷神社ー稲荷神社の神さまのお使いであるきつねの印

菅原院天満宮の御朱印ー境内の梅をモチーフにした印

といった御朱印をいただいています。
社名の押し印
こちらは神社名の印です。
印の書体は篆刻(てんこく)という独特の書体が多いですが、なかには神職の方がみずから考案したオリジナルの書体の印もあるそうです。
こちらは神職の方が考案されたものかはわかりませんが、オリジナルな書体ですね。
吉田神社の御朱印ー社名の押し印に注目です。

社名
中央には朱印の上に神社名が墨書されることが多いです。
社名のほかに御祭神の名前を書く場合もあります。
たとえば、
京都市山科区の折上神社の御朱印ー「折上御明神」の御祭神名が

また、朱印だけで神社名の墨書がない御朱印もあります。
以下に神社名の墨書がない御朱印を紹介しましょう。
伊勢神宮の御朱印
(内宮)
(外宮)
さきほどの西院春日神社、北野天満宮の御朱印もそうですし、けっこうありますね。
八百万の神だけあって、史実の人名やおとぎ話の登場人物の名前が書かれることもあるそうです。
参拝した日付
何年経っても、御朱印を見れば自分がいつ参拝したのか、すぐわかります。
同時に日付を見るとその日の行動も思い出せるので、旅の記録にもなります。
参拝をリアルに思い出すことで、神さまとのご縁を再び感じ、深めることができればご利益が得られると思いますよ。
まとめ
きつねの御朱印コレクションの一部を紹介しましたが、これを見ても、墨書の筆跡も含めて、楽しみ方は無限に広がりそうです。
しかも御朱印巡りは尽きないわけですから!
この記事をあなたの御朱印ライフにお役立てくださいね。
それでは最後までお読みいただきありがとうございました。
みなさまの開運を心より祈念いたします。