昨今の神社ブームにのって神社検定に関心を持つ方も増えていますよね。
神社ファンにとっては神社に関して新たな知識に触れるだけでうれしいのですが、「検定」である以上は合格をめざしたいのも事実。
きつね自身も神社ファンとして合格めざして勉強し、令和元年の3級、2級試験に合格しました。
初めての受験だったのでわからないことだらけでしたが、一度経験するといろんなことがわかってきます。
そこでこの記事では、きつね自身の体験を踏まえて、
- いつから
- どんな内容のものを
- どんなふうに
- どれくらい
など、合格のための勉強法についてあなたに伝授していきたいと思います。
令和2年に1級検定にチャレンジするつもりでしたが、残念ながらコロナの影響で検定自体が令和3年に延期となりました。
きつね自身は令和3年の1級合格目指して仕切り直していきたいと思います。
また1級に合格すればこの記事を更新させてもらいますね。
まずは、3級、2級合格を目指すあなたにこの記事が参考になりますように…
具体的な勉強方法
合格するために必要な最低限のものを端的にあげるなら、
- テキスト
(『皇室』は余裕があれば準備) - 過去問
の2つ。
これだけあれば余裕で合格できます。
以下少し詳しめに紹介していきます。
いつから始めてどれくらい勉強したか
きつねが3級、2級試験を受験したのは第8回の神社検定。
令和元年6月18日に実施されました。
勉強の開始は3月頃から。
一気に2つの級を受験することもあって、ちょっと早めの開始かもしれません。
平日の通勤電車内の往復2時間程度だけ勉強時間にあてました。
自宅では子どもの世話であまり時間がとれなかったからです。
ただ、1週間前くらいからは奥さんにも了承してもらって平日3〜4時間、休日5時間くらいは集中して勉強しました。
なにを勉強したか
先ほどお伝えしたように、テキストと過去問のみです。
各級ごとに毎年指定されるテキストが変わりますので、受験するとしの指定テキストを必ず確認してくださいね。
指定テキストは公式ホームページから確認できます。
(公式HP)
(テキスト一覧)
令和元年の3級試験と2級試験の指定テキストは、それぞれ
【3級】
『神社のいろは』
『神社のおへそ』
【2級】
『神社のいろは続』
『伊勢神宮と遷宮の「かたち」』
季刊誌『皇室』(80号〜82号)
となっていました。
ただ、これ全部買ってそろえようとすると1万円くらいになっちゃいます。
そこできつねは、神社検定のテキストの多くがAmazonのKindle Unlimitedの対象になっていることに目をつけ、新たな出費を極力抑えるようにしました。
それから、季刊誌『皇室』は過去問を分析したところせいぜい5問程度しか出ないことがわかっていたので勉強の対象から外すことにしました。
合格ラインは100点満点中70点ですから、ある程度勉強対象を絞り込んでも十分合格は狙えます。
あとは過去問の活用です。
実は過去問もKindle Unlimitedで無料で利用できるのですが、対象となる過去問が直近のものではなかったので、こちらは書籍を購入することにしました。
ということで、きつねが利用したテキスト・過去問とその入手は以下のようになります。
【3級】
『神社のいろは』→Kindle Unlimited
『神社のおへそ』→Kindle Unlimited
【2級】
『神社のいろは続』→Kindle Unlimited
『伊勢神宮と遷宮の「かたち」』→書籍購入
【過去問】
第6回、第7回→書籍購入
Kindle Unlimitedの詳細はこちら。
1万円近くのテキスト代が浮くと思えば結構お得だと思いますよ。
↓↓↓
どのように勉強したか
では、これらのテキストや過去問をどのように活用したのかを紹介します。
いつから勉強を始めたかについては先に紹介させてもらったとおり、だいたい試験の3か月くらい前からコツコツと勉強を開始しました。
具体的な勉強方法は、
- テキストを2回読む
- テキストを読みながら重要と思われる箇所をマーキング(イエロー)
- 2回読んだあと過去問にチャレンジ
- 過去問で間違ったり記憶があやふやな箇所はテキストで確認
- テキストの該当箇所をマーキング(ピンク)
といった流れです。
【テキストを2回読む+マーキング】
たとえば、こんな感じで重要と思われる箇所をマーキングしていきます。
『神社のいろは』(Kindle Unlimited)
【過去問にチャレンジ】
第6回、第7回にチャレンジ
この過去問の書籍は問題と解答が参照しずらくてめちゃめちゃ使い勝手が悪いです。
が、ひたすらやるしかありません。
実際、神社検定を受けて驚いたのですが、第8回の検定はそれまでの過去問からそっくり出題されていました。
びっくりするくらいに。
第6回と7回の過去問を説いた時にはそこまで感じなかったんですが8回目そうでした。
過去問をしっかりやれば必ず合格します。
【テキストを確認+マーキング】
過去問で間違ったところは当然、少しでも気になるところがあれば必ずテキストに返ります。
そしてテキストをピンクでマーキング。
これで試験直前はピンク色のマーカーを中心に確認すればよいことに。
きつねの成績
こうして足掛け3か月にわたり勉強した結果、
【3級 98点】
【2級 93点】
の結果を収めて無事合格することができました。
過去問をしっかりやればもっと短い勉強時間でもこの程度は取ることができると思います。
結果通知はHPでの案内どおり、試験から3か月ほど後に送られてきました。
(忘れた頃に送られてきていつだったかはっきりしません…)
合格の通知とともに、合格の絵馬も同封されています。
【合格絵馬】
実はこれらの絵馬、素材は伊勢の神宮の御用材と同じ長野県の木曽檜だそうです。
番外編
過去問をしっかりと解いている人ならおそらく30分もあれば余裕で解き終わります。
マークミスとかのチェックも含めて30分ちょっとくらいでしょうか。
試験が開始されて30分後から退出できますので、特に3級、2級と続けて受験を考えてる人は3級はとっとと済ませて提出し、2級の対策に時間をあてましょう。
ちなみに、きつねは京都の試験会場で(松尾大社前)、近くに良さげな喫茶店を見つけたので、3級試験が終わってから2級試験が始まるまでの間はそちらの喫茶店でジュースを飲みながら勉強してましたよ。
【ブルー オニオン】
【名物? 生メロンジュース】
生メロンジュースめっちゃおいしかったんですが、このお店、食べログで3.37(令和2年5月5日現在)と評価高いです。
さもありなん、ですね。
まとめ
牛太郎は仕事が忙しくてそんなに勉強時間が確保できないな…
最低過去問をしっかり理解できるようにしておけばなんとかなると思うよ。
まとめると、
- 神社検定の勉強素材は指定テキストと過去問で十分
- 過去問から出題されることが多い
- Amazonの読み放題から使用できるテキストも多い
- 勉強の開始は3か月前からコツコツと
- 退出可能となればすぐに退出して次の検定準備を行うこと
となります。
それでは最後まで記事を読んでいただきありがとうございました。
みなさんの開運を心より祈念いたします。