神社散歩

岩屋神社(京都市山科)は巨岩が御祭神|きつねの神社散歩

きつね
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きつねの神社散歩
今回は京都市山科区にある岩屋神社の紹介です。

実はこの岩屋神社、きつねの自宅から数キロ圏内にある神社なので年に数回は訪れています。

掃き清められた境内からはすごいエネルギーを感じるお気に入りの神社。

地元選出の有名な国会議員が初詣されるくらい由緒正しく、1600年以上も前から今なおその高いパワーを保ち続けています。

この記事では、できるだけ画像や動画でそのパワーをありのままお伝えできればと思います。

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由緒・御祭神

御祭神は、

  • 天忍穂耳命(アメノオシホミミノミコト)
  • 栲幡千々姫命(タクハタチヂヒメノミコト)
  • 饒速日命(ニギハヤヒノミコト)

の親子三体です。

アメノオシホミミノミコトは、天の安河原で、アマテラスオオミカミとスサノオノミコトが誓約(うけい)をした際に、スサノオノミコトがアマテラスオオミカミの勾玉を噛み砕いて吹き出した息吹の霧から生まれた神様です。

タクハタチヂヒメノミコトは、造化三神の神々の一柱である高御産巣日神(タカミムスビノカミ)の娘で織物の神様です。
(幡は織物のこと)

ニギハヤヒノミコトは社伝ではアメノオシホミミノミコトとタクハタチヂヒメノミコトと親子とされていますが、古事記では天火明命(アメノホアカリノミコト)と瓊瓊杵尊(ニニギノミコト)が子とされており、社伝でなぜ親子とされているのか、きつねはそこまでリサーチできていません。

きつね
きつね
いつか岩屋神社の神主さんにお尋ねしてみますね

このニギハヤヒノミコトは、神武天皇が東征した際に、その敵である登美能那賀須泥毘古(トミノナガスネビコ)の妹である登美夜毘売(トミヤビメ)を娶っていましたが、神武天皇に仕えることとなり、後の物部氏などの祖となります。

さて、岩屋神社の由緒ですが、お社の背後に控える山の中腹に座す陰陽の巨岩をお祀りしたことからと言われています。

仁徳天皇の時代と言われているので、4世紀後半から5世紀にかけてのことです。
(今から1600年以上前ですね。)

まだまだ社殿などが無かった頃の磐座信仰の時代が始まりですね。

その後、9世紀の終わり頃、宇多天皇の御代に、陽岩にアメノオシホミミノミコトを、陰岩にタクハタチヂヒメノミコトがお祀りされるとともに、岩前の小社にこの地を治めた大宅氏の祖神でもあったニギハヤヒノミコトが祀られることになりました。

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境内案内

それでは鳥居から境内への道、そして奥之院の両巨岩へとご案内しましょう。

【一ノ鳥居】
社殿から300mほど手前に一ノ鳥居が構えます。

【駐車場】
駐車場はかなりの台数が止められますので参拝のピーク時でなければ余裕で駐められます。

【二ノ鳥居】
ここから門と舞殿がのぞきます。
もうこの画像から清められた空間が待ち受けることがわかると思います。

【舞殿】
門を潜ると舞殿が見えます。
舞殿ですら神々しい…

【授与所】
門を潜って左側に授与所

【手水舎】
門を潜って右側に手水舎
ちょうどコロナの時期でしたが問題なく利用できました。
近づくと自動で水が流れ出します。

【本殿】
神主さんや氏子の人達のエネルギーが込められた空間であることが伝わってきます。

【摂末社】
本殿横から摂末社に参拝できます。

(蛭子社)
本殿右側

(大神宮社)

(稲荷社)
本殿左から覗きます

(八幡宮)

(天満宮、山王社、住吉社)

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奥之院

岩屋神社でぜひ参拝してもらいたいのが本殿背後の山腹に控える二体の巨岩。

完全に別空間で古くからの信仰の対象とされてきた巨岩が持つエネルギーを嫌というほど受け取ることができます。

境内の案内に従って進みます。

境内と道路とを分ける小さな鳥居をくぐって右側に進むと笠原寺という真言宗のお寺が見えます。

笠原寺の塀伝いに左に曲がっていくと一本の道が見えます。

途中で笠原寺の本堂を左手に見ながら進みます。

間もなく奥之院の入り口が見えてきます。

山道を進んでいくと葛折りに連なる山道に沿って鳥居が並びます。

鳥居はつづくよどこまでも…

途中で休憩するためのベンチも。

ここで一休みしましょう。
鳥のさえずりに癒されます。

間もなく陰岩が現れます。
ものすごいパワーです。

まずはここでお参り。

さらに進むと陽岩が。
こちらもすごいパワー。

もちろんこちらでもお参り。

山の中腹、陽岩前の空気感を動画で感じていただければ幸いです。

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お守り・お札・御朱印、アクセスなど

お守りや御朱印などは改めて紹介いたします。

ひとまず公式HPでご確認ください。
↓↓↓
http://www.iwayanomori.org/shrine/

まとめ

二体の巨岩の圧倒的な存在感は伝わったでしょうか?

巨岩だけでなく境内の凛とした雰囲気もかなりエネルギーが高い神社です。

京都市内とはいえ山科というちょっとマイナーな土地に鎮座する神社ですがきつね的には相当おすすめです。

きつね
きつね
この記事をご覧いただいてちょっとでも興味をお持ちいただけたらぜひお参りされてくださいね。
絶対間違いないですよ!

それでは最後まで記事を読んでいただきありがとうございました。

みなさんの開運を心より祈念いたします。

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