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荒神の意味|荒神松との関係は?荒神棚以外の神棚に飾っても問題ないの?

年末にお正月に向けて新しい榊を買いにいったところ、すでに榊は売り切れていて、荒神松だけが残っていました。

「荒神松ってなんだ?」

とも思いましたが、神棚に飾ってもよさげな雰囲気だったので購入して神棚に飾ることにしました。

ひとまず帰宅して荒神松を神棚に飾りつつ、荒神や荒神松について調べてわかったことをこちらの記事にまとめてみようと思います。

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荒神

荒神は正式には三宝荒神といい、その略称となります。

(ほかに、竈神(かまどがみ)、釜神(かまがみ)、火の神などの呼称もあります。)

そして、三宝荒神とは、仏・法・僧の三宝を守護し、その信者を助け、悪人を罰する神のことです。

「神」ではありますが、神道、密教、山岳信仰が絡み合って成立した神さまなので、ちょっと複雑です。

立像からも、神さま、というより阿修羅像ようなイメージですね。

画像からはちょっとわかりにくいですが、荒神が立像とされる場合は、

  • 頭に宝冠
  • 三面六臂(顔が3つに、肘が6つあること)
  • 忿怒形態(非常に怒った表情)
  • 手に独鈷(真言密教の修法に使用する両端が尖った金属製の短い杵で、これを手に持って煩悩を打ち砕く意を表した)をはじめ、矢・剣・弓・杖などをもつ

となることが多いようです。

荒神は、不浄を嫌い、火の清浄によって不浄を払い去ることを愛すると信じられています。

そうしたことから、近世以降になって、竈や囲炉裏など火所を守護する神として、具体的に、

  • 奥津日子神(オキツヒコノカミ)
  • 奥津日女神(オキツヒメノカミ)
  • 大歳神(オオトシガミ)

をあわせた三神として、竈の近くに神棚を設けて祀ることが一般的となります。

なので、荒神には、仏・法・僧の守護神としての信仰と奥津日子神、奥津日女神、大歳神の三神をあわせた神さまとしての信仰もあるということになります。

(地方によっては、さらにいろんな信仰があるようです。)

ちなみに、大歳神は素戔嗚命(スサノオノミコト)の子どもです。

大歳神は穀物、豊作の神様です。

奥津日子神と奥津日女神は大歳神の子どもです。

ともに竈の神さまとなります。

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荒神松

では、「荒神松」としてスーパーに売られていたものはなにか…

「荒神松」とは、読んで字のごとく、荒神を祀る神棚(=荒神棚)に飾る松のことです。

こちらがまさに荒神棚

で、以下の画像からもわかるように、荒神松として特徴的なのは、松が3本あることです。

なぜ3本あるかというと、先ほどの荒神の話のところであったように、荒神は仏・法・僧の三宝の守護神であることから3本の松をお供えします。

また、おそらく、奥津日子神、奥津日女神、大歳神の三神をあわせた神さまが荒神と考えられることからも、松が3本お供えされるのだろうと思います。

ところで、今回きつねが購入した荒神松はちょっと特殊です。

というのも、画像からわかるように、こちらのお供えは

  • 松(3本)
  • 笹(竹)
  • 榊(ひさかき)

のセットになっています。

本来、荒神にお供えするのは3本の松、あるいは、3本の松と榊だけでもよいはずです。

笹(竹)と梅がセットになるのは解せない…

ただよく考えてみると、松、笹(竹)、梅は、まさに、松竹梅になっています。

そうなんです。

実は、お正月用に、榊に松竹梅を合わせる飾り方もあったりするんです。

今回は、松が3本松なので、荒神棚用ということになりますが、荒神棚ではなく、通常の神棚に飾る榊に、松竹梅を加えたセットにするパターンもあります。

その場合はもちろん松は1本です。

そうなると、きつねの神棚は荒神棚ではないので、ここに松が3本の荒神松を飾るのはおかしい、ということになります。

たしかにこの飾り方はおかしいです(汗

ただ、きつねの家の神棚には、天照大御神、産土神、崇敬神の3神が祀られていて、まさに三宝ではあります。

となると、3本松が三宝に引っ掛けられている点をもう少し拡大解釈すれば、うちの神棚も三宝が祀られているのでなんの問題もないと考えることもできます。

ま、大切なのは神さまをお祀りする気持ちなので、そんな理屈はあまり重要ではないんですけど、荒神松を普通の神棚に飾る際の参考にはなるかと思います。

それでは最後までお読みいただきありがとうございました。

みなさまの開運を心より祈念いたします。

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