神棚の祀り方

神棚にお供えする米は洗わなきゃだめ?盛り方や交換のタイミングと処分方法はどうする?

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神棚の米なんですが、洗ってお供えするのか、炊いたご飯をお供えするのか、どうすべきなのでしょう?

お下げするタイミングとの関係もありますね。くわしく紹介していきましょう。

神棚にお供えする米ですが、実際にお供えしようとするとハタと悩んでしまうことがあります。

この記事ではそんな神棚にお供えする米について、

  • 洗ってからお供えすべきか
  • そもそもご飯をお供えすべきか
  • 盛り方や交換のタイミング
  • 交換後の処分方法

などをくわしく紹介していきましょう。

【参考文献】
なお、こちらの記事は以下の書籍などを参考に作成しています。

  • 神社検定公式テキスト①『神社のいろは』(扶桑社)
  • 神社検定公式テキスト②『神話のおへそ』(扶桑社)
  • 『なぜ成功する人は神棚と神社を大切にするのか?』(窪寺伸浩)<あさひ出版>
  • 竹田恒泰の富山チャンネル 第34回
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米は洗ってから神棚にお供えすべきか

いろんなサイトで様々な意見があろうかと思います。

ここでは神社を総括する神社本庁(宗教法人)の考え方をおさえておきましょう。

神社に関する最高の権威なので間違いはありませんね。

さて、神社本庁によると、神棚へのお供えは、

米(ご飯)

神社検定公式テキスト①『神社のいろは』(扶桑社)

とされています。

なので、神社本庁としては、

  • 米のまま
  • 炊いたご飯

どちらかでお供えするように示しています。

ただ、この記載だけでは米のままで良いにしても、洗わなくてもよいのかどうかまではわかりません。

そこで、神社本庁の地方機関の1つである東京神社庁で確認してみると、

米(洗米もしくは炊いたご飯)

東京神社庁公式HP

とあります。

なので、神社本庁の公式な考え方としては、神棚にお供えする米は、

  • 洗米
  • ご飯

のいずれかということになります。

正式には米は洗ってお供えする、ということですね。

なぜ洗った米をお供えするのかについてですが、ネットでよく紹介されているのが、昔は田んぼの肥料として糞尿が使われていたので、その汚れを落とすために米を洗ってお出ししたとする説です。

田んぼの肥料って稲穂につくのかな?と素朴に疑問を持ちますが、このように言われています。

また、逆に、近年では田んぼの肥料を糞尿を肥料にしていることはないでしょうから、洗うことなくお供えしても良いということになりますね。

それから、洗米かどうかという話からは少しそれますが、江戸時代まではご飯をお供えするのが一般的だったとか。

ところが、明治維新によって、神社の神職がいわゆる公務員となり、各地方の神社に転勤することがありうるようになったため、神社への寄進や供物も、日持ちする米が重宝されるようになったからと言われています。

ん〜…、これって神職さんが寄進された米を次の赴任地に持って行ってたということかな?

という疑問もありますが、こちらもよくネットで紹介されています。

 

さて、洗米やご飯は、お供えする手間や日持ちの関係もあるので、

洗ってない米をお供えすることでも神様に喜んでもらえるならそうしたい…

というのが正直なところではないでしょうか。

そこで、いつも何かと相談させてもらっている神主さんに、米は洗ってからお供えしないとダメなのかについて確認してみました。

神主さんによると、

 

田んぼの糞尿の話の真偽はわかりませんが、お供えはできるだけきれいにして神様に召し上がっていただくということからすると、できれば洗ってからお供えするのがベター

 

ただ、大切なのは、可能な範囲で心をこめて神様にお参りする気持ち。

 

洗ってないお米であってもお供えとしては十分ですし、バチがあたるなんてことはありえません。

 

実は、神社でも米は洗わずに出してるものなんですよ。

 

と答えていただきました。

たしかに、こちらの神社のHPでもそのような案内がありました。
↓↓↓

出雲大社新十津川分院

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米をお供えする器や盛り方

米をお供えする器についても、神社本庁の考え方を紹介しておきましょう。

正式には、米は平瓮(ひらか)という白色陶器の祭器具を用います。

また、三方(さんぽう)(=折敷(おしき))に載せて供えることが望ましいとされています。

平瓮と三方は、それぞれこちらのようなものをいいます。
↓↓↓

出典:https://www.butsudanya.co.jp/

 

ただ、平瓮や三方を用いなければいけないという厳密なものではありません。

現に、管理人の場合、三方は使っていませんし、お部屋のインテリアにあわせてガラス製の器でお米をお供えすることだってよくあります。
↓↓↓

出典:http://iori.ocnk.net/

 

大切なのは神様をお祀りする気持ちです。

 

あと、米をお供えするときの盛り方と量ですが、

東京神社庁によると、山形にして盛る、と紹介されています。

なぜ山形にして盛るのか、神社本庁のHPからははっきりしたことはわかりません。

ですが、山には昔から神が宿るものと考えられているから、との説があります。

例えば、奈良県の三輪山は山自体がご神体として祀られているのは良い例です。
↓↓↓

 

ただ、ご飯ならともかく米をきれいな山形に盛るのは現実的ではないので、小皿に置いたままの形でもやむを得ないでしょう。

盛り方と量についても神主さんに確認していますが、

小皿に載る適量を丁寧に盛ってもらえれば形を気にする必要は全くありません。

とのことでした。

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米の交換のタイミング

お供えした米を交換するタイミングがいつなのかは、お米をお供えする頻度と同じことですね。

この点、神社本庁では、

米(ご飯)、塩、水の三品は、毎朝お供えする

とされています。

たしかに、米、塩、水は人間には欠かせないものですから、神様も同じように考えるべきですね。

神様をまるで生きている人間であるかのように大切に扱うことが、神様を大切にすることにつながりますから。

「まるで〜のように扱う・考える」ことを「見立て」といいます。このブログでは見立てを大切に考えています。

 

特に、米は神話の時代から神聖な食物として考えられてきたのでなおさらです。

神話の世界では、ニニギノミコトという神様が高天原(たかまのはら)という神々の世界から地上界に降りてこられるとき、アマテラスオオミカミから地上界でも米を広めるよう稲穂を託されます。

アマテラスオオミカミがニニギノミコトに下されたお言葉を「神勅(しんちょく)」といいますが、この稲穂を託されたくだりのことを「斎庭(ゆにわ=神々の田のこと)の稲穂の神勅」といいます。

現在私たちが食べている米には、実は、このような神話の時代からの由来があり、壮大な背景が隠されているんですね。

なので、神棚には毎朝お米をお供えする、というのが基本となります。

 

もちろん、毎朝お供えしなければならないというわけではないで、ご飯だと日を置くことはむずかしいですが、

米ならある程度日数を空けてお供えしたり交換したりでもかまいません。

ご飯は傷みやすいので、毎朝新しいご飯をお供えするにしても、朝の参拝が終わったらすぐにお下げすることをおすすめします。

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交換後の米の処分方法

「処分」という表現はあまり適切ではありませんね。

つまりは、

神棚からお下げした米(ご飯)をどうすればいいの?

 

ということです。

別記事『神棚にお供えするお酒|お供えや交換のタイミングは?その後の処分はどうする?』でも紹介していますが、神棚にお供えして参拝した前後の米(ご飯)は全く別ものになると考えてください。

  • 参拝前:ただの米(ご飯)
  • 参拝後:神様のパワーが宿った米(ご飯)

となります。

なので、できれば神社参拝でお酒をお供えした後、参拝後に御神酒として勧められるように、お下がりの米も体内に取り込んで神様のパワーをいただいてください。

例えば、

  • ご飯なら神棚に参拝後にすぐにお下げして家族の食事とあわせてみんなで少しずついただく
  • なら適当なタイミングでお下げしてご飯を炊くときに混ぜていただく

などの方法でパワーを取り込んでみてはいかがでしょうか。

ちなみに、神事の後に、神前にお供えしたお食事を神職はじめ参列者みんなでいただくことを直会(なおらい)といいますが、ご家庭で神棚に参拝した後にいただくご飯も立派な直会です。

 

もちろん、ご飯を下げるタイミングを失して傷んでしまったような場合は、そのまま捨てるのではなく、

  • 捨てた後お清めの塩をまく
  • 半紙に包んで捨てる
  • 半紙に包んで捨てた後沖嫁の塩をまく

など、あくまで神様のお下がりであることに配慮して取り扱ってくださいね。

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まとめ

神棚に米をお供えするにしても、いろんな深い意味があるんですね。神様のパワーを取り込むっていう考えはなかったな〜…

必ずこうしなければならないというものではないので、ご家庭の事情にあわせて、長く神様をお祀りできるよう、この記事を参考にアレンジしてみてくださいね。

まとめると、

神棚にお供えする米は、洗米かご飯が基本。

ただし、洗っていない米をお供えしても問題はありません。

米(ご飯)は平瓮(ひらか)に適量を盛って(できれば山形)、三方に載せてお供えするのが正式。

こちらも、ご家庭の事情にあわせて、適当な器や三方なしでお供えしても問題ありません。

米は神話の時代から神聖な食べ物であり、人間にも神様にも不可欠な食べ物であることから、毎朝お供えするのが望ましいです。

なので、交換時期も自ずと毎朝となります。

ただし、ご飯は傷みやすいことから下げるのは早めにしたほうが良いです。

参拝後の米(ご飯)には神様のパワーが宿っているので、できるだけ体内に取り込むようにしましょう。

最後まで記事を読んでいただきありがとうございました。

みなさんの開運を心より祈念いたします。

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