ちょっとでも神様に願い事が届くにはどうすればいいか、神主さんに教えてもらいながらくわしく説明するよ。
合格祈願に恋愛成就
安産祈願や病気平癒など
絵馬に願いを書いて成就させたい!
と思いつつ、いざ絵馬に願いを書こうとすると、
なにをどう書いていいのか書き方がわからない…
と不安になってしまうことがありますよね。
せっかく絵馬を書いてまでお願いするんだから、少しでも神様に聞いてもらえるような書き方にしたいもの。
そこで、この記事では、
- 神主さんが教える絵馬の書き方
- 絵馬の書き方の具体例
- 絵馬奉納の流れ
などについてお伝えしていこうと思います。
なお、こちらの記事は以下の書籍などを参考に作成しています。
- 神社検定公式テキスト①『神社のいろは』<扶桑社>
- 『神道いろは−神社と祭りの基礎知識』<神社新報社>
また、現役の神主さんにも監修してもらっています。
Contents
神主さんが教える絵馬の書き方
結論からお伝えすると、絵馬の書き方や飾り方にルールはないです。
なので、その神社もしくは地方のやり方で行ってもらえば大丈夫です。
【Q:願い事を書く面は?】
絵の描かれていない裏面に書きます。
【Q:横書き縦書きはどちらでもよい?】
特に決まりはないですが、神社ですので縦書きがおすすめです。
【Q:油性ペンで書く?】
滲まないように油性ペンが良いですが、たいていの神社にはペンが用意されていると思います。
【Q:名前、住所、生年月日まで書くべき?】
神様にあなたを特定してもらう情報は名前と年齢ぐらいで十分です。
人目に晒されることも考えるとこの程度で良いでしょう。
大切なのはしっかりお参りして神様にお伝えしてから奉納することです。
【Q:願い事の書き方は?】
決まった書き方はありませんが「〇〇を頑張るので〇〇できますように」といった書き方をおすすめしています。
ただ自分が納得いく書き方で構いません。
あと、お願い事は複数書いても良いですが、あれもこれもと書いてしまうと自分自身の心中も散漫になってしまうので絞って書くことをおすすめします。
【Q:絵馬の掛け方?】
神社の掛け方に従ってもらえれば大丈夫です。
掛ける際にどちらの側を向けるかということも気にする必要はありません。
そもそも古来から「隠す」というのが日本人の大きな性格の特徴ですので、自分の願いはそっと神様にお伺いを立てればよろしいでしょう。
【Q:絵馬は持ち帰ってもよい?】
神社に奉納するものなので持ち帰らないのが基本です。
持ち帰るなら神棚などに丁重に納めるようにしましょう。
【Q:代理奉納もご利益あり?】
しっかり祈りお参りしたのなら他人からの願いでも自分自身の願いでも差はないですね。
【Q:願いが叶うまで何度も奉納してもよい?】
何度でも奉納して構いません。個人の自由ですね。
【Q:お礼参りにはまた絵馬を奉納するの?】
絵馬は願掛けするものですのでお礼参りの際は必要ありません。
書き方の具体例
せっかくなので具体的な絵馬の書き方も紹介しておきましょう。
こちらを参考にしてもらいながら絵馬のスペースによってはメインのところだけ書くのもOKです。
- 「いつも(お守りいただき)ありがとうございます」に加えて
- 「勉強頑張りますので〇〇大学に合格できますように」
- 「自分をしっかり磨きます 〇〇さんとの恋愛がうまくいきますように」
- 「体調管理を徹底します 病気が治りますように」
- 「夫婦仲良く体を労わります 無事に赤ちゃんが生まれますように」
- 「練習頑張ります 〇〇の大会で優勝できますように」
具体的な絵馬のイメージは以下の画像のようになります。
絵柄のある面に「奉納」の文字を書きます
【合格祈願】
【縁結び祈願】
奉納の流れ
絵馬の奉納までは、
- 参拝する
↓ - 授与所などで絵馬を授与してもらう
↓ - 絵馬に願いを書く
↓ - 絵馬を奉納する
といった流れとなります。
実際にきつねの家族が北野天満宮で絵馬を奉納した際の流れを紹介しましょう。
【参拝】
※北野天満宮では年始の混雑を避けるため鈴が取り外されています。
なお、こちらの記事ではお賽銭の仕方を中心に効果的なお祈りのやり方など神社参拝の方法についてまとめています。
【授与所】
絵馬の初穂料は600円となります。
(絵馬書用サインペン付き)
【絵馬への記載】
※子供が書いた絵馬のため基本的な内容のみ
【絵馬の奉納】
空いてるスペースに絵馬を奉納します。
北野天満宮では空いてるスペースを見つけるのに苦労しました(汗
まとめ
10枚ぐらい一気に奉納しちゃおうかな。
その中で一番叶えて欲しい願いはなに?
願いをしっかり絞り込んで神様に届けたほうが叶いやすくなると思うよ!
まとめると、
- 絵馬の書き方には決まったルールはない
- 神主さんのおすすめの書き方は感謝+頑張る+願望
- 個人情報は名前と生年月日くらいでOK
- 願い事はできれば絞り込もう
- 参拝→授与所→絵馬書→奉納の流れでまずは参拝をしっかり
となります。
それでは最後までお読みいただきありがとうございました。
みなさんの開運を心より祈念いたします。